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第34話 立てドモン! 嵐を呼ぶタッグマッチ
ストーカー:さてみなさん。 ガンダムファイト決勝大会も、連日連夜の激戦が繰り広がれ、闘いの様相は勝敗を越えたサバイバルレースへとエスカレートしてきました。 そんななか、今回の、ドモンの対戦相手はネオシンガポールのアシュラガンダムと、ネオマレーシアのスカルガンダム。 でもなぜ2体なのでしょう。 なにやら、危険な香りがするではありませんか! それでは! ガンダムファイト! レディーゴー!!
サブタイトルコール:立てドモン! 嵐を呼ぶタッグマッチ
レイン:あら? ゴッドガンダム… ノーベルガンダムも…
アレンビー:ここの視線入力スイッチを斜めにレイアウトするでしょ。
ドモン:なるほど。
アレンビー:それで、このチップを、こっちに。
ドモン:はっ…
レイン:ドモン! あなた達なにやってんのよ!
ドモン:ああっ、ハイパーモードのエネルギー消費率を、最小限で抑える裏ワザがあるっていうから、教えてもらってるんだ。
レイン:ええっ!
アレンビー:気にしないで! ホントはウチの機密事項だけど、これくらいどうって事無いんだから!
レイン:何言ってるの! 大体あなた、よその国のファイターなんだから、勝手にコックピットにはいられちゃ困るのよ!
ドモン:んん… いいじゃないか別に。
アレンビー:そうよ。 直接の試合だって終わってるんだし。かたい事いいっこ無し。 そういえばねぇドモン、あそこの屋台の中華まんじゅう、一口食べただけでうまいぞぉ〜って叫ぶおじいさんがいて…
レイン:うまいぞぉ〜じゃないっ!
★アレンビー:ああっ!
★ドモン:ええっ!?
レイン:出て行きなさーい!
アレンビー:ああっ!
ホイ:レイン姉ちゃん怒ると怖〜い。
ミン:これも女心ね。
アレンビー:ううっ! あたし、何か悪い事しちゃったかなぁ?
ドモン:さあ…
ドモン&アレンビー:うわっ!
レイン:そうやって、少し頭を冷やしてなさい! 仲が良いにも、ほどがあるわよ。
カラト:ウォンめまた無駄足を踏ませおって。 ゴッドガンダムの次の試合はいつになったら決まるんだ!
ウルベ:一体何日待たせるつもりでしょう。
ミカムラ:ウォンが良からぬ事をたくらんでなければよいのですが…
カラト:奴め! 若い癖してなかなか腹を見せん!
レイン:あれは…? シュバルツ!
ミカムラ:レイン、どうした!
レイン:ごめん! 先に帰ってて! ああっ!
シュバルツ:はっ!
ウォン:はっはっはっはっはっはっはっ! いつ見ても素晴らしいですな、東方先生。 まさにこのデビルガンダムさえあれば、全宇宙の覇権は、永遠に我がネオホンコン… いや、私の物…
マスター・アジア:確かに… ですが… ふんっ! 見なさい。 キョウジ・カッシュのこの姿を。 あのギアナの激戦でキョウジの体はボロ雑巾のようになってしまった。 デビルガンダムを完全に復活させるには、今回のガンダムファイトをなんとしても、利用しなくてはならない。
ウォン:わかっていますよ東方先生。 そちらはこの私に全て任せて下さい。
シュバルツ:やはり奴らめ、デビルガンダムの残骸を回収していたか! だが、これとガンダムファイトに一体何の関係があるのだ。
マスター・アジア:んんっ!? 曲者ぉー! なにぃ! 者ども! 出会え! 出会えーっ!
レイン:ええっ? な、なんなの? ああっ! あああっ!!
シュバルツ:レイン!
レイン:シュバルツ!
シュバルツ:危ない!
マスター・アジア:おのれ、なにやつ!
ウォン:追えっ! 逃がすな!
ミケロ:へへっ…
レイン:シュバルツ! そのケガさっきので!
シュバルツ:喋るな! 舌を噛むぞ!
ミケロ:つっ!
オペレーター:庁舎に入った賊は、天任方面へ逃走中。 付近のパトカーは、至急、道路封鎖に協力せよ。 水上警察は、海上ルートを封鎖し…
シュバルツ:んんっ!? 奴は!
ミケロ:地下の秘密格納庫を見た者は、生かしちゃおけねぇ!
シュバルツ:貴様ら! マスター・アジアの手下だったのか!
ミケロ:銀色の脚ぃ!
シュバルツ:地獄の亡者どもめぇ!!
レイン:あああっ!
ミケロ:ちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっ!
レイン:うわあああっ!
シュバルツ:驚かせたな、すまん!
レイン:ええっ! ううん… でもなにかしら。 この懐かしさにも似た感じは… はっ!
ミケロ:うぃーやほーっ!
アレンビー:何よあれ!
ハン:なんじゃ?
ホイ:なんだぁ!?
ドモン:んっ!? ああっ!
レイン:あっ!
アレンビー:消えた…!
ドモン:うっ なにっ!
アレンビー:な、なによ一体!
ドモン:はぁっ!
ミケロ:うっ! ううっ…
ドモン:ミケロ・チャリオット!
ミケロ:ドモン! てめぇだったのか! この騒ぎの黒幕はよぉ!
ドモン:んんっ… はっ! チャップマンまで… ええい…
マスター・アジア:ここはおとなしくしてもらおうかぁ!!
ドモン:ぬあああっ!
マスター・アジア:てゃああああ!!
ドモン:東方不敗!!
マスター・アジア:ドモォン! 久しぶりだなぁ!
ドモン:はぁぁっ!
マスター・アジア:庁舎に潜り込んだのも貴様かぁっ!
ドモン:なんの事だぁぁ!!
マスター・アジア:てやぁぁっ!
ドモン:うおおおおおっ!
マスター・アジア:うおおおっ! 少しはできるようになったな…
ドモン:いつまでも昔の俺だと思うなぁっ! てぃやぁ! ふっ!
マスター・アジア:ぬおっ! ふっ… ふん… まあいい… 総員引き上げぇー!
ミケロ:そりゃねぇぜ、マスター!
マスター・アジア:言う通りにしろ!
アレンビー:なんなの? あれ。
ドモン:シュバルツを追って、ミケロや東方不敗までもが… 一体何があったんだ?
ウォン:東方先生。 なぜ手を引くのですか? 奴らは例の物を見たんですよ?
マスター・アジア:ふんっ…どうやらドモンはこの件には関係無いらしい。
ウォン:おや。何を言われるのかと思いきや、さすがの先生もかつての愛弟子相手では、目も曇りがちのようですね。
マスター・アジア:拳の心のわからぬ者に、何がわかるっ!
ウォン:そこまでおっしゃいますか。 でしたらこの一件は私に任せてもらいましょう。
マスター・アジア:なにっ?
ウォン:疑わしき者は裁くのです。 リングの上でね…
(アイキャッチ)
レイン:庁舎で何があったの!
シュバルツ:今はまだ言えん。だが、これだけは言っておく。 ウォンに気を付けろ。
レイン:え? ウォン首相に?
シュバルツ:こうなった以上、奴は必ず何かを仕掛けてくるはず。 ドモンを助けてやれ。
レイン:ドモンを助けてやれ。
シュバルツ:幼馴染みのお前にならそれが出来る。
レイン:幼馴染みのお前になら… まるで昔から、私とドモンの事を知っているような口ぶりじゃない。
ドモン:レイン!
レイン:はっ!
ドモン:どこ行ってたんだ… マスター・アジアがここまで追っかけてきやがったぜ。 一体、何をやらかしたんだ。
レイン:別に…
ドモン:話したくないんなら…
レイン:そういうわけじゃ!
アレンビー:ドモーン! 大変よ! 明日の試合、急に決まって!
ドモン:なにっ!? 俺とお前でチームを組む!?
アレンビー:そう、2対2のタッグマッチだって。
レイン:どういう事!?
男:他のリングは現在改修工事で使用不能でして、変則的ではありますが、ダブルバウトという形を取らせていただきました。ご了承下さい。
ドモン:一つのリングで、二つの試合を消化しようってわけか。
ウォン:そういう事です。 みなさん、よろしくお願いいたします。
レイン:シュバルツは、ウォンの動きに気を付けろって言ってたけど…
ドモン:貴様、何をたくらんでる。
ウォン:おや? ご不満でも? いいんですよ? ネオジャパンは今後一切の試合を棄権という事でも。
ドモン:ふっ そう来たか。 わかったよ首相閣下。 だが、何があろうと、拳にかけて正々堂々闘うだけさ!
アレンビー:そうゆう事!
ウォン:では、そちらはいかがかな?
ガラ:こっちはいっこうに構わねぇぜ? なぁ大将。
ラセツ:ああ。
ウォン:では、タッグマッチの開始です!
ドモン:うっううっ ううっ…
アレンビー:うっはぁっ! はぁっ!
ドモン:はぁぁぁぁっ!
アレンビー:ふぅーっ!
ドモン:ふっ!
アレンビー:ふぅーっ!!
ドモン:とあっ!
ドモン&アレンビー:はぁぁぁーっ! はぁっ!
アナウンサー:さて、波乱の展開を予感させる曇り空のもと、ゴッドガンダムとノーベルガンダムのタッグチームに対するのは! ネオマレーシア代表スカルガンダムと、ネオシンガポール代表、アシュラガンダムの強豪チームです!
ホルベイン:アレンビーすまん! バーサーカーシステムだが、まだ調整が!
アレンビー:何言ってんの! あれはもう使わないって約束したじゃない! それに、ドモンと一緒なら楽勝よ。 ねっ、ドモン。
ドモン:あっ、ああっ!
ウォン:仲のよい事だ。 だがそれを引き裂くのもお楽しみの一つ。
係員:ウォン首相! スタンバイ完了いたしました!
ウォン:わかった。 後は手はず通り。
マスター・アジア:ミスター・ウォン。 何をたくらんでいる!
ウォン:言ったでしょう? 疑わしき者は裁くと。
マスター・アジア:なにぃ?
ウォン:それでは、ガンダムファイトォ!
ラセツ&ガラ:レディィィッ!
ドモン&アレンビー:ゴォォォォッ!!
ドモン:うおおおっ!
レイン:ドモォン!
アレンビー:どうしたの!? ううっ!
ドモン:うあっうううっ…
レイン:ドモン! 何かあったの!?
ドモン:分からん! 急に体が重くなって… うあっ…
ホイ&ミン:ドモン兄ちゃん! どうしたのー!
ドモン:ううっ…
シュバルツ:あれは! まさか!
マスター・アジア:超重力フィールド!?
ウォン:そう、今ゴッドガンダムには、通常の2千倍の重力がかかっています。 いくら彼がハイパーモードになろうとも、あそこから動く事はできないはず。
マスター・アジア:なんという事を! ガンダムファイトは互いの技量のせめぎ合い! そこにこんな小細工を持ち込むとは!
ウォン:何をおっしゃいます。 東方先生の見込んだキング・オブ・ハートならば、これくらいの危機は切り抜けて当然でしょう。
アレンビー:ドモン… ああっ! 何これ!
レイン:この磁気異常はただごとじゃないわ。 なんとか…なんとかしなくちゃ!
ガラ:どうした! 日頃の整備が足りねぇんじゃねぇのか?
ラセツ:ゴッドガンダム! 噂ほどでは無いな!
アレンビー:こんな奴、私一人で! はっ!
ドモン:アレンビー…
アレンビー:はぁぁぁぁぁっ! はっ!
ラセツ:へっへっ!
アレンビー:うそぉっ!? こんなのってあり…? うあっ! このぉぉぉっ… あっ! うああああっ!
ドモン:アレンビィィィー!
ホルベイン:ネオジャパンは我らを見捨てるつもりか!
ウルベ:我らはそのような非道なマネはせん! ドモンは、どうなっているんだ!
レイン:システムに、異常は無いはず。 原因は、機体の外にあるとしか思えません。 一体… 何が!
ドモン:こんな事で、むざむざ負けてたまるかぁっ! うああっ!
ラセツ:行くぜぇぇっ!
ガラ:とどめだぁっ!
ラセツ:超絶ぐれーん!!
アレンビー:あああああああっ!!
ガラ:火炎! 金剛りゅうう!
ドモン:よけろ、アレンビィィィー!!
アレンビー:ドモン… うおおっ!
ドモン:アレンビー!
アレンビー:うっうっ…
ベルイマン:アレンビー! しっかりしろ! こ、これは、危険だ! 早く手当てしなくては!
ラセツ:ゴッドガンダム! 次は貴様の番だ!
ガラ:全勝宣言なんぞと、なめたマネしやがって! てめぇのような奴は! いたぶってぇ!
ラセツ:いたぶってぇ!
ガラ:いたぶりぬいてぇ!
ラセツ&ガラ:ごめんなさいと言わせてやるぅー!
レイン:アレンビーにギブアップさせるですって! ドモンはどうなるのよ!
ホルベイン:戦闘不能でやむをえんのだ…!
アレンビー:待って! この試合、ドモンとあたしは、パートナー同士よ! どんな事があっても、最後まで闘うよ…
ラセツ:貴様!
ガラ:まだやろうっていうのか!
ドモン:アレンビー… お前だけを… 闘わせは… しないぃぃっ!
★ラセツ:な、なにぃぃっ!?
★ガラ:な、なんだぁぁっ!?
レイン&アレンビー:ドモン!
ウォン:ムダムダ。あのフィールドはハイパーモードを持ってしても… えっ!?
ドモン:うおおおおおおおおおおおっ!! てゃあああああ!!
ウォン:立ったぁ…
ドモン:はぁぁぁぁぁぁぁぁっ…!!
アレンビー:ドモォォォン!
ドモン:アレンビィィィー!
アレンビー:ドモォォォン!
ドモン:アレンビィィィー!
レイン:こ、これは… ん? この光りは… まさか、アレンビーが組み込んだ…
ウォン:なっなにぃっ!?
マスター・アジア:よく見ろ! これが武闘家の魂だ。
レイン:アレンビーがドモンを助けた… でも、パートナーの私は…
ラセツ:奴ら、化け物だぁ!
ガラ:やべぇのを敵にしちまったぜぇ!
アレンビー:行くよぉっ! ドモンッ!
ドモン:ああっ、決めにしよう!
★ドモン:俺の
★アレンビー:私の
ドモン&アレンビー:この手が真っ赤に燃えるぅ!
アレンビー:勝利を掴めと!
ドモン:轟き叫ぶぅ!
ラセツ&ガラ:ご、ごめんなさーい!!
ドモン:ばぁぁぁくねつっ!!
アレンビー:ダブルゥ!!
ドモン&アレンビー:ゴォォォッドォ!! フィンガァァァァァ!! ヒィィィトォ! エンドォ!!
レイン:あっ!
ウォン:おっ!
ホルベイン:あっ!
ホイ:いよっしゃぁ!
ミン:へっへへへー!
シュバルツ:ドモン… 今回はその相棒に救われたようだな。
ドモン:ありがとう、アレンビー。
アレンビー:あたしだって、負けたくないもん。
ウォン:えぇぇぇい! なんという奴らだぁぁっ!
マスター・アジア:ミスター・ウォン!
ウォン:東方先生!
マスター・アジア:これに懲りて2度とつまらぬマネはせん事ですな。
ウォン:しかし、地下の秘密を見たかもしれん者をほおっておくわけには行きません!
マスター・アジア:ならばどうするっ!
ウォン:決まってます! 彼には最高の刑罰を与えましょう… ドモン・カッシュの次なる対戦者で!!
ドモン:こ、これは!
ウォン:全世界のみなさん。ご静粛! ガンダムファイトでのビッグマッチの発表をしましょう! そう、本日も勝利を収めたドモン・カッシュ君の、これからの連戦カードはこの4人! そう、いずれも優勝候補のつわもの達!
ドモン:なにっ!!
ウォン:果たして彼らを相手に、全勝宣言を達成する事が出来るのか。 楽しみにしようではありませんか!
(歓声)
アレンビー:はっ!
シュバルツ:んっ!
レイン:はっ!
ドモン:シャッフルの仲間達との、連戦!
ウォン:これならばご異存はありますまい? 東方先生。
マスター・アジア:うーん確かに願っても無い対戦。 で、最初の相手は?
ウォン:そうですね… まずはネオアメリカの、チボデー・クロケット!
ストーカー:さあ、ついに来るべく時が来ました! そう、同じシャッフルの紋章を持つもの同士が、闘う事になったのです! 果たしてドモンは、この試練を乗り切る事ができるのでしょうか!
(次回予告)
みなさんおまちかねーっ! ネオホンコンの街にガンダムヘッド出現! ですが、チボデー達シャッフル同盟は、ドモンとの最後の対決に闘志を燃やします! 果たして、新必殺技で迫り来るチボデーを、ドモンはどう迎え撃つのでしょうか! 機動武闘伝Gガンダム!「決着の時! 豪熱マシンガンパンチ」にぃー! レディィィ…ゴー!
第35話「決着の時! 豪熱マシンガンパンチ」へ
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